※トラックバック・コメントされる方へ。
お手数ですがトラブル回避の為、初めて当ブログにTBされる方は、コメント欄にも書き込みをお願い致します。
書き込みが無くエントリーと無関係な場合や商用目的と思われる場合のTB、またはコメントに関しても、大変申し訳ありませんが削除させて頂く事がありますので、何卒ご了承下さい。
2005年 01月 12日
緑茶の教訓
 楽しみにしていたはずの「救命病棟24時」の第3シリーズの放送。すっかり忘れていて、途中から見るハメに...。今回は都心に直下型の大地震が来たと想定して、ストーリーが始まる設定らしい。第1、第2シリーズと何気に見ていたアタシ。第2シリーズの医局長が死んでしまうシーンは、ダンナ様と一緒に号泣...、したくらいにハマって見てて、再放送が始まるともう何回も見てるはずなのに、ついつい見入ってしまうし、DVDも借りて見た。スペシャルの時もビデオに撮って見た。ソレくらいハマってて、リアリティを感じるようなドラマだと思ってた。

 で、今回の第3シリーズは...。まだ始まったばかりだけど、微妙....。今回は松嶋菜々子の出産後の連ドラ復帰の為に、作ったような感じが否めない気がする。今までのシリーズは救命救急の病棟での医師や看護師とのやりとりや、そこに運ばれてくる患者の悩みや苦労とかで、結構見入ってしまった部分が多いんだけど、今回はそういう部分がどうなのかな〜?ッて思いながら見てた。アタシとしては、第2シリーズの松雪泰子が演じてた香坂先生と進藤とのロマンス?の先行きの方が楽しみだったのになーと思ったよ。どうせ、松嶋菜々子を出すんなら、まだDVDも出さず、再放送すらやっていない、第1シリーズから流せと考えたのはアタシだけ??←完全に主婦の独り言になってる。

 そんな事をブツブツ言いながら、最近緑茶を飲んでないなとスッカリ忘れていた気になったので、去年の春に買った(古くなってるジャン。)お茶を入れる。今日のお茶は、中国・重慶の縉雲毛峰と言うお茶。

緑茶の教訓_b0032921_1375260.jpg

遊茶から購入

とっきゅうしんうんもうほう
特級縉雲毛峰(限定)

25グラム   ¥1200



  西南農業大学が中心になって開発した「新創名茶」で、白毫銀針と同じ品種の福鼎大白種で作られたモノ。画像の茶葉の色は、もうだいぶ時間が経ってしまっているので、色はグレーがかってしまっているが、実際はもう少し青々していたと思う。白毫が多く、フンワリしたその茶葉は、低温で入れると碧螺春にも似てトロリと特に2煎目が甘く、玉露のよう。いつもは殆ど高温で入れる事が多いお茶だけど、緑茶は低温で入れる事で、旨味が凝縮されて感じる。「新創名茶」とは、今飲まれてる中国茶の大半は、もうだいぶ以前に作られたお茶が多く、「歴史名茶」もしくは貢茶になってるレベルのモノが多い。なので最近は、「新創名茶」と銘打って新しいお茶を作ろうという試みが成されているようだ。

 緑茶を茶海で冷ましたお湯で入れ、旨味を抽出する。本場の中国では、緑茶だろうが高温で入れるのが当たり前だけど、日本人は玉露を始め、緑茶を少し冷ましたお湯で入れる。コレって、どこから違いが出たんだろうか。緑茶って、高温で入れるのと少し冷ました(80〜95℃くらい)お湯で入れるのとでは、顕著に味わいに違いが出るのが面白いと思う。高温で入れれば、キリリと収斂味を感じるし、低温でジックリと入れれば、トロリとした旨味と甘味を感じる。そこが緑茶の面白みと魅力なんだろう。

緑茶の教訓_b0032921_48591.jpg でも、緑茶の魅力はもう1つあると言える。ソレは緑鮮やかな茶葉の色だと思う。茶葉を目で撫でると言うのは、日本茶にはあまり無い習慣だと思う。透明のグラスに1さじ茶葉を入れてお湯を注げば、更に青々とした茶葉が上へ下へと動き出し、そしてまた底へと沈んでいく光景は、何とも言えず優雅だ。その青さを失ってしまうのは、楽しみを半減させてしまうようなモノだ。そう、今日のお茶もそうだ。緑茶の楽しみを1つ、失ってしまったのだ。教訓:緑茶は封を切ったら、早めに飲むべし。いつもそう思いながら買うのだが、貧乏性のアタシは、勿体振ってしまうのだった。緑茶の命は、短くそして儚いんだからサ。


人気blogランキング参加中!
 
押してみてね♪ 
Top▲ | by hanacha3 | 2005-01-12 04:19 | 「お茶」と
<< リベンジ | ページトップ | 茶葉を交換する >>