※トラックバック・コメントされる方へ。
お手数ですがトラブル回避の為、初めて当ブログにTBされる方は、コメント欄にも書き込みをお願い致します。
書き込みが無くエントリーと無関係な場合や商用目的と思われる場合のTB、またはコメントに関しても、大変申し訳ありませんが削除させて頂く事がありますので、何卒ご了承下さい。
2005年 11月 20日
日々懐かしく。
“癒しのRainbow”
日々懐かしく。_b0032921_1492477.jpg 午後からは運転手付きの車に乗り(笑)、延期に次ぐ延期になっていたガーデンアイランドへ。やっと鉢底に入れる赤玉土を買ってきた。残りのチューリップの球根を、コレで植え付ける事が出来る。何はともあれだ。チューリップの植え付けが済んでいるテラコッタには、何にもない寂しい状態。春になるまで、しばらくはこのままだと思ったら、何だかヤッパリ寂し過ぎる。カート一杯にビオラやパンジーの苗を積んでいる人たちを見ていたら、思わず釣られてアタシも3年振りくらいに苗を手に取ってた。春にチューリップが咲く頃までは、十分に咲いてくれるので、少しは彩りに花を添えてくれるはず。

 相変わらず、寝違えた首は痛い。1日経って、チョットだけ楽になったような気がするけれど、ぎこちない動きはあまり変わらない。時折、寝違えている事を忘れて、勢い良く動かそうとするならば、「グキッ!」と音がするぐらいの痛さが走る。あー、早く治らないかなぁ。もうめっきり、周りはクリスマスな雰囲気。ツリーに使う杉の木なんかも沢山あって、それを飾るオーナメントを買っていく人や、テーブルを彩るランナーや食器なんかを選んでいる人がいた。そんな姿は、一時の傍観者ながらも、幸せな気持ちにさせる。こういう人々の姿から、自分も幸せになれるのを、幸せのお裾分けと言うのだろう。

日々懐かしく。_b0032921_1125175.jpg チョットだけのお買い物のはずだったのに、ウチに帰ってきたら、またもやソコソコの荷物を抱えていた。中途半端な時間に、食べ物を口にしてしまったので(だって、ゴハン食べてなかったんだもの。)、お腹が空くまでの間にお茶を飲みながら、ダンナ様が前の日に借りてきたDVD、「ハウルの動く城」を強制的に見せられる。宮崎アニメは、別にキライではないんだけど、世間で良いと言われる程、アタシはどうとも感じない。まぁ、ある意味、心が冷たい女だと思われるかも知れないが、そういうワケではなくて、想像の世界よりも、現実にある世界の方がアタシは弱いのだ。例えば子供の頃に、学校の図書室から借りて何度も読み返した「アンネの日記」とかは、涙を隠しつつ読んでたし、Tittleは忘れちゃったけど、先天性胆道閉鎖症(だったかな?)ッていう病気になったコの本とかも、何度も繰り返し読んだ記憶がある。つい最近も、TVで夕方に再放送してた「1リットルの涙」を見て、知らず知らずのうちに、涙が頬を伝っていた。主人公の女のコの「どうして病気は、アタシを選んだの?」とか、「過去に戻りたいよ。」とかの言葉に、自然と泣いている。つまり、アタシはツボが違う女なのだ。ただ、アニメでも例外的なモノがあるけど、「火垂るの墓」がソレ。毎年のように放送されるけど、あまりにもアタシのツボ過ぎて、あまり見られない。

 多分、現実にあった話で、難病にかかってしまった人の話には、めっぽう弱いッて事。病気と言えば、思い起こせば約2ヵ月程前までのアタシは、自分もそうなのではないかと、毎日泣きじゃくっていた。朝、目が覚めたら突然目がおかしくなっていて、病院に行って診てもらっても、「原因は分からない。」の言葉ばかりの日々。今まで聞いた事のない病気の名前ばかり言われて、その中の幾つかは難病と言われる病気もあった。多発性硬化症とか重症筋無力症とか、他には脳腫瘍とかも可能性はあるとかないとか...。幸いにも自分は、そういう病気ではなかったようだけど、元々「病気」になると、かなり気が滅入る質。だから、そういう事実の話で難病と闘っている人のモノとかの場合は、ひと事ではないように思うのか、ホントに結構ダメなのだ。

 想像は現実には適わないし、現実の体験者の言葉ほど、強いものはないと思う。だけど悲しいかな、自分がそうなってみないと、なかなか伝わらない事が多い。それに自分が経験したとしても、人はまた忘れてしまう。だから忘れてしまわないように、無意味で無駄な事かも知れないけど、何度でも思い出す。「後ろばかり、振り返るな。」ではなくて、色んな事が沢山あるからこそ、日々懐かしく、思い出しているのだ。

人気blogランキング参加中!

最後まで読んだら、押してネ☆。

Top▲ | by hanacha3 | 2005-11-20 02:43 | 「私的」語り言
<< 秋色、いろいろ | ページトップ | 現じゃない。 >>