春の緑茶シーズンが到来して、数週間。先日、幾つかの緑茶を購入して来てはいるものの、なぜか今年は1つ緑茶の封を切ったら、それを飲み切らなければ次に行けなさそうな気がして、なかなか品茶が進まない。でも、ヤッパリ次に進んでしまう(笑)。
で、春の緑茶と言えばコレでしょう!と、思い浮かぶのは、コレですよね。
遊茶から購入
ごくひんちゃかしょろんじん
15グラム ¥2310
例年通り、相も変わらず、少量でもソコソコの値が張る龍井である(^^;。でもまだ、この龍井は良心的な価格ではないかと思うようになってきた自分が、チョット怖くなる。獅峰(←獅峰は特に)とか梅家塢とかになると、10グラム単位でも¥3000〜からもっとしてしまうから怖いし、気が引けるし買えない。別に明前にこだわっているワケではないけれど、明前茶を飲んだ方が、また1年スムーズに進めるかと...。勿論、明前以降の龍井だって、美味しいのは十分に美味しいのは分かってるつもり、だと思う。アタシ的に言えば、縁起を担ぐ的な要素のお茶であるには違いない。ちなみにアタシは、梅家塢は飲んだ事があるけど、獅峰は未だに飲んだ事がない。なんかまだアタシは、飲んじゃいけないような気がするからだ。
緑茶が映える、常滑蓋碗で淹れてみる。1煎目はやや冷ましたお湯を、蓋碗の淵に沿わせるようにして注いだ。茶葉が沈んだ頃合いで蓋を取り香りを確かめると、湯気にまぎれて、甘い砂糖水のような香りがしてきた。それからスグに、龍井らしい爽やかで清々しい香りがする。今年の龍井は良い出来だと、
遊茶の藤井さんはおっしゃっていた。なかなか煎も利くようで、1〜5煎程は十分に淹れられる。だけど、美味しいと感じられるのはヤッパリ1〜3煎目くらいだろうか。1煎目はやや強く香りがあり、味もしっかりとしていた。2煎目は、1煎目よりも低い温度で長めに抽出。味はトロリとした触りに旨味が出てきて、優しい味になる。3煎目は逆に高めの温度で、少し渋味を出して飲んだ。キリッとした感じがメリハリになって、コレもまた美味しいと思う。右側の写真は、5煎目を淹れ終わった後の茶殻。
茶殻も青々しさが残っているので、まだ淹れれば飲めるけど、今回は早々と水出しにしてしまおうと思った。夏にでもなれば、本格的にチャトルを使って大量に水出しで作るんだけど、今年はまだあんまり暖かいと思えないので、取り敢えず耐熱の計量カップを使って作る事にしてみた。少しだけお湯を注いでおき、人肌ぐらいになったらミネラルウォーターを注いでしばらく常温で置いておき、後はそのまま冷蔵庫へ。フタ代わりに、シリコンラバーのフタを被せる。スグに捨ててしまうのは、勿体にゃ〜でよォ。安くない緑茶だしね。髄の髄まで、搾り取るわよ(^^。
人気blogランキング参加中!
最後まで読んだら、押してネ☆。