何だかこの1週間は、何もしないで終わってしまった感じだ。自分でこの1週間を振り返ってみても、ちっとも思い出される事は無い。我ながら、呆れるというか笑ってしまう。唯一やっていた事と言えば、寝る前の読書だけ。結局のところ、この何もしないで終わってしまった1週間の原因が、この読書なんだと思う。これが止められないから、眠れない→寝るのが遅くなる→眠るのが明け方→昼夜逆転→何も出来ない...の繰り返し。まぁ、仕方ないという事にしておこう。(笑) 自分で撒いた種ではないが、今宵もこのままで、新しいお茶の封を切ってみる。
バンブー茶館から購入
うーどんほんたいたんそう
25グラム ¥1500
この前の
老仙翁と比べると、明らかに茶葉の色が茶褐色でくすんでいる。錆びた鉄の色っていうイメージが、この茶葉を見ていたら湧いてきた。一体どんな味のする単叢なんだろう?って考えていたら、最初の一口でイメージが飛んでいってしまった。全然、アタシがイメージしていた味と違っていたのだ。
白くくすんだ、茶褐色のこの単叢の味のイメージは、ガツンと来る系かと思っていたのだが、実はその真逆だった。ものスゴくゆるゆるっとした喉越しで、味もふわんとした、ちょっと弱いと思ってしまう感じ。味っていう味が、感じられないくらい。でも不思議な事に、一緒に飲んでいたダンナ様も思わず「美味しい。」って口に出してしまったのだ。何がどうとか、ドコがこうとかは言えないんだけど、なぜか美味しいんです、このお茶。強いて言うなら、単叢っぽくない。単叢らしくない味なのだ。飲み進めて全体的な変化は、前半は特に単叢らしくなく、単叢が苦手な人でも気付かずに飲めてしまい、美味しいと思える味で、後半になる程単叢らしさが出てくる大器晩成型の単叢っていう感じ。かれこれ10煎前後、今飲んでいるけど、今の方が最初の頃に比べて単叢らさしさが出てきている。抽出時間が長くなってるからっていうのもあるけど、普通だったら味は薄くなってくるところなのに、逆に味が濃くしっかりしてきているのだ。何が道都かこうとか、一切分からなくなる単叢。だけど、そんなのどうでも良く思えてしまう単叢です。前にもこんな風なお茶があったなって、それも確か、かめきちさんの単叢だったような...。
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