少し前から、何となくいつもの頭痛が始まった。っっむ......、痛い。肩も凝って来た。また雨が降るのか?そんな頭をスッキリさせたくて、福袋に入っていた岩茶を淹れる。楽工房さんから買った福袋のお茶を飲まねば!と思ったのだ。
楽工房から購入
ぶいがんちゃ ろうそうすいせん
25グラム ¥1365
(通常販売価格)
第一印象、茶葉がとにかくデカい!デカいと言うか、長いッ!!長さを測ったら、7〜8センチくらいあった。茶荷に入れたらハミ出ることッ!老叢にもなると、こんなに茶葉が大きくなるのかと感心しちゃった。樹齢50年にもなると、茶樹自体もどれくらいになるんだろう。
1煎目を淹れると、何やら想像してたのと違う香りがしてきた。茶壺の蓋をクンクンと嗅いでみると薬のような....、そう。正山小種、ラプサンスーチョンのような香りがしたのだ。「何で??」と思いながら、また嗅いでみるけど、似てる。飲んでみると、香りそのままの味がする。一瞬、薬のような、あの正○丸を飲んだ後の口の中の味。だからチョッピリ苦い。でも嫌いじゃない苦味だ。5〜6煎重ねても、その苦味は感じるけど、シナモンっぽい香りも感じるようになってきた。
久し振りにお茶請けに、ドライフィグを食べた。アタシ、いちじくって嫌いなの、ホントは。ウチの母親は大好きで、いちじく食べるのが幸せらしい。そんな母が食べてるいちじくってどんな味なんだろうと、子供の頃に手に取ってニオイを嗅いでみたら、変なニオイだった。それからコレは「アタシが食べる食べ物じゃぁナイ!」と決め、食べる事は無かった。でも何かの本で、いちじくは女性に嬉しい栄養素が豊富に含まれているッて書いてあったのを見て、じゃ食べてみようと。いきなり生はアレなんで、ドライフィグにチャレンジする事に。食べてみたら.....、「オイシイじゃん!」不思議だ。大人になると、嫌いだったモノがどんどん食べれる。野菜も、チーズもそう。食べ物に対する嗜好が変わってくる。こんなアタシを予測出来たんだろうか。
この老叢水仙も、まだ若かったらこんな味と香りのお茶になったんだろうか?ならないよね。50年っていう年月が経ったから、こんな味と香りを持つようになったんだろう。老叢のお茶を飲んで、自分の生きて来た年月の変化を考えた。
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