雪が降るらしかったけど、朝起きたら、雪じゃなくて雨だった。ソレも結構冷たい雨。講習会に行こうと電車に乗ったら、まだ朝早めの時間なのにも関わらず、ほぼ満員。みんな、こんな寒い朝から一体ドコに行くんだ?! と思ってたら、アッという間にもう着いた。
今日の茶藝の講習会では、チョット細かい部分、例えば茶杯の口への持ち運び方とか聞香杯に品茗杯を被せる時の品茗杯の運び方とか、要するに茶杯を持つ手の動かし方みたいなトコをやったんだけど、コレが一瞬?と思うような動かし方なんだよね。微妙に左手と右手とじゃ、指の動かし方とか持ち方が違うんだよね。今まで自己流でやってきたクセみたいなのがあるから、難しい。よく見てみると、姿勢は真ッスグで、腕も殆ど動かさずに指の運びだけで飲むみたいな感じ。慣れないとギコチなく見える。
茶壺とか茶杯にお湯を注ぐ時も、静かに淹れるんじゃなくて、川の流れる音、せせらぎみたいな音を出しながら、注いでいく。談話室 滝沢の中で聞こえるせせらぎみたいな音をね。ほうほう、風流じゃないですか。
ウチに帰ってから復習を兼ねてやってみるけど、その場では何となく出来ていた茶藝も、ウチに帰るとスッカリ??の部分が出てくる。頭で覚えようとしてもダメなんだねぇ。やっぱり数をこなして体でこういうのは覚えないと!こういう時に思うよ。「煮水器が欲しいッ!」ッて。何かウチでやってると、ポットが無いから、そこの部分で動きが止まっちゃうんだよねぇ。今年こそ、買うぞ〜〜ッ!
復習中に淹れたのが、今日は寒かったので、巌茶 巌中蘭。
遊茶から購入
がんちゃ がんちゅうらん
25グラム ¥1365
お湯を茶壺に注いだ途端、何とも言えない炒った豆のような、ナッツのような、アーモンドのような、とにかく豆マメしい香ばしい香りがしたきた。香り豊かで、力強さを感じる。1口啜れば、ガツン!とコレが岩韻か?と分かる程のホロ苦さと絶妙な収斂味のバランスを感じる。その後には微かなメンソール感と、蘭と名前が付くように、花のような香りが口いっぱいに広がる。コレは来ますワ、ダンナ!巌茶感、出まくり!大紅袍にも通ずるどっしりとした強さがある。火入れ加減が絶妙で、とにかくバランスがいい。上品な味わいで、セレブな味?上流界でヒッソリと、凛と立つ貴婦人のような雰囲気。五臓六腑に染み渡る、燃え逝く情熱!と何とでも言葉を繋げようとするアタシだった。
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