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2005年 07月 11日
無情と焦り
 昨日は午前中に、月1で通っているフラワーアレンジメントの教室へ行って来た。前の日の酷い雨から一転して、モワ〜ッとした湿気タップリの空気が充満していた。それでもアタシが出掛ける時間では、まだそれほど暑さは感じなかったから助かった。

 駅の近くのカフェで、一緒に通っている友達と待ち合わせ。そこで、今週の木曜日から始まる「OZONE 夏の大茶会」での打ち合わせ?と言うか、攻略法?みたいな感じの話になった。友達が出店リストみたいなのをプリントアウトしてきて、更にその中のお店の何のお茶を買おうかと、リストアップまでした紙まで書いて持ってきてたのだ。「おお!スゴいじゃん。何かヤル気マンマンだね〜。」と、思わず見て言葉を出す。今週の木曜日からなので、楽しさも増殖の一途を辿ってるトコなのだ。

 さてさて、今回作った課題は、四方見の花瓶生け。花瓶に生けるのは前も、初級の終わりの方に1度作ったんだけど、花止めをして自然な形に生けていくモノだった。今回は、花瓶が丸いモノで、口が狭いタイプのモノだったので、花止めは作らずに生けていくモノだった。そしてそのうちに、ドコがどうっだったのかが分からなくなってくる程に動いてしまって、なかなか位置が定まらなくて、挿して直してを繰り返していると時間だけが無情にも過ぎていく...、といった風になるのだ。

無情と焦り_b0032921_23501310.jpg 今回の出来上がり作品がコレ。メインに使った花は、ヒマワリ。その他にはトルコキキョウやSPタイプのバラやカーネーション、グリーンにはユーカリと今が旬の利休草を使った。花瓶生けの最大の難題は、花材を挿していくと、前に挿していた花材が動いてしまって、少しずつ位置がズレて来てしまう事。

 今回は花止めを作っていない、スパイラルで生けていった。ただ花材がどうしても動きやすいので、最初にユーカリやSPタイプの花材などを挿しておき、その出来た隙き間を利用して、他の花材(つまりメインになるヒマワリなどの花材)を挿して形作っていくヤリ方で作っていった。作り始めはまだ、花材のズレも少ないんだけど、段々挿していく花材が増えてくると、そのズレが大きくなってきて、初めに自分の中で考えて作って来た形から懸け離れてくるのだ。こうなってくると、直すのが大変!挿している花材が多くなってるので、気に入らない位置に入っているのを抜こうとするのが一苦労。スパイラルで、花材と花材の隙き間に挿しているので、簡単には抜けず、更に抜いていくと他の花材が動いてしまったりするので、またそこで、ズレが生じてくるのだ。

無情と焦り_b0032921_091073.jpg そんな事の繰り返し繰り返しで、いつしかドコが正面だったかも分からなくなる勢いは止まらずに...。で、何とか出来上がったんだけど、四方見だから一応、ドコから見ても形になってなくちゃいけないワケだ。正面と横はまぁ、許せるとして、問題は後ろ。もう考えて作るのに限界と疲れが出て来てしまって、こんなテキトーな状態で、先生に最終チェックをしてもらっちゃいました(^^;。もうアタシの中では、「先生、スミマセン!許して下さいッ!」という感じ。先生にチェックを入れてもらいながら、「先生〜!今日も私、帰れないかも?と思っちゃいましたよ。」なんて吐く始末...。先生も、「あー、hanacha3さん。抜いて直さなくてもいいですよ、今日。また抜くの大変でしょうから。」と慰めの言葉を...。「花瓶だと花材が動いてきちゃうから、大変だよね、慣れないと。こうやって花瓶で生けてると、オアシスって便利だよねーッて思うよね?」と先生が。確かに!オアシスって、こうやって考えると、ホントに便利。だって、挿しても花材がズレて動く事なんて無いもんね。

無情と焦り_b0032921_0161043.jpg ッてなワケで、別角度からの1枚。完成するまでに、時間は多少押しましたけど、何とか花瓶生けを完成(←完成なのか?)させたのでした。作り終えてから、いつもならそのまま持ち帰るのですが、今回は花瓶なので、出来上がった花材をまた、花瓶から抜かなくてはならないのです。あー、また一苦労だワ(^^;。少しだけお茶を飲んで休憩してから、1本1本抜いていきましたよ。もう、抜くのも結構大変。スパイラルで間に他の花材が挿してあるので、一気には抜けないんですよ、コレがね。もう花瓶が抜き終わった頃には、更に疲労のアタシ。今回は疲れました。(←今回もじゃないのか?! )

 そして追い討ちをかけるように、外に出たら、イヤ〜な暑さが。肌にまとわりつく水分をタップリと含んだ空気を、メラメラと照りつける太陽が!アタシの顔を、汗が一気に吹き出すのが分かったし、ホントにクラッ!とくるぐらいの暑さだった。フェーン現象?確か、まだ天気が悪いって、天気予報で言ってたのになぅ(辛!)。あー、自然は恐るべしッ!なのだ。

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