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2005年 11月 14日
改めて問う!あなたの眉は大丈夫?
 普段、何気なくメイクをしている人って、結構多いと思う。もちろんメイクは、女に生まれてきた特権みたいなモノでもある。苦手な人はいても、キライな人はあまりいないとも思う。ただ、毎日毎日朝起きて、メイクをする事をお座なりにしてしまう事っていうのはあるだろう。アタシだって、BAしてた頃は、早番(開店前に入店して、準備をする)時なんて、早い時は朝6時には起きて仕事の準備をしないと間に合わないような事だってあった。だからメイクするのが面倒だと感じたりしてた。

 今じゃ仕事も辞めて、毎日誰に会うというワケでもないから、ほぼスッピンなアタシ。まあ、たまには気分転換でメイクする時もある。BAを辞めて2ヵ月くらい経った頃、暫くの間メイクをほとんどしなかったら、スッカリメイクが出来なくなっていた部分があった。それはアイメイクの一部でもあって、顔の印象を変えていまうくらい重要な部分、アイブロウだった。

 BAを辞めるまでは毎日のように描き続けて、特に難しいなんて考えた事もなかったはずなのに、なぜか描けなくなってしまってた。メイクをほとんどしていなかったという事よりも、顔の印象が変わったのが多分、大きな要因だったと思う。以前のようなアイブロウを描いていくと、何となくしっくりこなくて、全体的に見ても妙にバランスが悪くて、違和感を覚えた。そこで改めてアイブロウの重要性みたいなのを考えてしまった。今の自分の合うアイブロウを見つけよう!と思った。

 何時間か、鏡の中の自分とニラめっこしてた。ニラめっこしていくと、前よりも少し太く描いて、カーブも緩やかな感じに変えてみた。そうすると全体的な顔の印象が優しくなって、元気なイメージになってきたように思えてきた。「コレをベースにこれからは描こう!」と決定した。
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 人によって、似合う眉、好きな眉、理想の眉ッて違う。アイブロウを描く時に陥りやすい失敗ッて、ソコだけしか見ないで描いてしまうッて事、ないですか?それによって失敗してるなと思って見掛けるのが、左右(全体)のバランスが取れてない人と眉尻が妙に上がっている人。鏡でソコだけしか見ていないと、片方の眉だけの形や色の濃さに満足してしまって、また片側のアイブロウを描き始めてしまったりする。そうすると、全体的なバランスをあまり見ないで描いてしまっているので、左右がチグハグに見えたりする。

 また、眉尻が妙に上がってしまっている人は、多分正面からしか鏡で自分の眉を見ていないからだと思う。人の顔は、頬骨から横は自然に丸みを帯びてカーブしていっている。だから正面からしか見てないと、本来は自然に眉尻が下がっていくはずなのに、カーブを付けて少し上げ気味の眉にしたいが為に、その気持ちが先走ってしまって、眉尻が上がってしまうんだと思う。この状態の眉を多く見掛けるのが、割と年齢が高めの方。年齢とともに、肌が下がって見えてしまったりするので、肌を吊り上げるように(リフトアップのように)して、そのままのイメージで描くんだけど、正面からしか見てないので、眉尻だけが自然に下がらずに中途半端な角度で微妙に上がってしまうんです。正面からだと、下がる眉が見えないので、そのまま描いた眉の延長で上がってしまうのです。

 だからアイブロウを描く時に是非、注意して欲しいのが、正面からだけでなくて必ず横からも見て描いたアイブロウをチェックする事を忘れないで下さい。コレをするのとしないのとでは、例えアイブロウの色が合ってなくても、左右のバランスが多少変でも、そんなに失敗した様には見えないはずです。

 それと時々、妙に気になる描き方をしてる人もいたりする。いかにも「描きました!」ッていう人。BAの時にも、周りにそういう描き方をしている人がいて、何度「おかしい...。」と言いそうになった事か...。埋めるように描き足すのではなくて、本来の眉の周りを枠で囲っているような描き方。眉とその枠の隙き間を、埋めてくれているのならまだ理解出来るんだけど、完全に境目が出来ている。そうなるともう雅びな麿に近い状態に見えてくる。「鏡を見てるの?チャンと?」ッて言いたくなるような感じなのだ。枠となってしまったところを、ぼかしてくれてるなら良いのに、それすらやっていない。見た目もとっても不自然。アタシだったら絶対に外に出られないとすら思ってしまう。こうしたい!と思って描くのは分かるけど、その意識が強過ぎて、自然に見せるはずのアイブロウが、絵画のようになってしまってるのだ。描いたアイブロウの形を損なわず、より自然なものに見せる為にも、是非ぼかずという事も忘れて欲しくないプロセスです。

 眉頭から眉尻まで、すべて同じ色の濃さではありません。眉尻に向かって、少しずつ色は淡く薄くなっていった方が、より自然ですし、枠として描かれた部分の間にも、境目が出来ないように埋める事が大切です。あまり極端に本来の眉よりも太くするとかの差があるようなアイブロウを描くにしても、自然に見せるという事が重要ですよね。アタシも少し自分の眉よりも太めに描いてるけど、自然に馴染むように見せる為に、ぼかすという行為は必須です。力を入れてぼかし過ぎてしまう、またはぼかす加減が分からないという人は、スクリューブラシが使いやすいと思います。加減が分かってる人ならば、普通のアイブロウブラシでも十分に使いこなせるはずです。スクリューブラシの方が毛足が短いですし、本数も少ないので、少しずつぼかす事が出来ます。ただし、力加減はあくまでソフトに。焦らずに鏡を見ながら、正面や横からの見え方に気を付けて。正面からも横から見ても、自然にカーブをしていて、色も濃くから薄くへのグラデーションが出来ていれば大丈夫。元々眉がある部分はアイブロウを足す事で濃く見えるし、無い部分は描き足してもキチンと描けていれば、本来眉があるところよりは濃くならないはずです。もしそれが濃くなっているようならば、それは力を入れて濃く描き過ぎているからです。それを確認する為にも、「鏡をチャンと見る」という事が大切なんです。眉は均一に生えているのではないのですから。濃くあるところもあれば、薄いところもあるのが当然です。鏡を上手に利用して下さい。そして、仲良しになるのです。そして忘れちゃいけないのは、全体的なバランスも。

 鏡との対話が出来るようになれば、あなただけの自然なアイブロウが手に入るはず。そして、今のアナタに合うアイブロウも。たまには鏡とニラめっこ、してみて下さいね。

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Top▲ | by hanacha3 | 2005-11-14 16:22 | 「お化粧品」と
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