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2006年 04月 09日
春のかほり 〜新茶の季節 Vol.1〜
 夕方、ダンナ様が髪をカットしに表参道まで行くというので、一緒に出てみた。天気がいいんだか悪いんだか、どっちなのかハッキリしない天気。晴れたかと思えば、急に曇ってきて雨が降ってきたり、そんな事が何度か繰り返された。ついでに冷たい風が結構強く吹いてたりで、バルコニーのバラは、せっかく伸びてきて枝や葉がちりぢりになってしまったり、蕾が傷んで落ちてしまったのもある。この時期、毎年そうだ。今年最初に咲くのはずだった蕾が、いつしか風で傷んで落ちてしまってたし。この時点で、別のバラの蕾が1番に躍り出た。ま、それは後程にでも...。

 そろそろ緑茶のシーズン到来である。ご連絡を頂いていたのもあって、久々にココに来てみた。多分この前に来たのは、あの恐怖の事が起こる前日だっただろうか。もう1つ、かなりご無沙汰していて、ずっとお休みしている事もあるけど、行こう行こうと思いつつ、未だに再開出来てない。そちらもそろそろ、行かなくては忘れてしまいそうだ。

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遊茶から購入

とっきゅうみんぜんどうていぴろちゅん
特級明前洞庭碧螺春

25グラム ¥2310




春のかほり 〜新茶の季節 Vol.1〜_b0032921_5223744.jpg 去年は多分、1種類だけ買った碧螺春。今年は果たして、どれくらいの種類の碧螺春を飲む事があるのだろうか。久々に藤井さんにもお会いして、碧螺春を淹れて頂いた。1煎目から3〜5煎目くらいまで飲ませて頂く。1煎目はとにかく、fruityな味わい。その後に淹れて頂いたのは、それぞれ温度や抽出時間を微妙に変えて頂いたのだけど、アタシの好みからすれば、少し温度を高くして淹れた2煎目が特に美味しく感じた。

春のかほり 〜新茶の季節 Vol.1〜_b0032921_5314098.jpg 1煎目のようなfruityさもあり、また適度な碧螺春特有の爽やかな渋味もあり、渋味が抜けた後に残る余韻がまた、更に甘く感じられる。今年の遊茶の碧螺春は、特にfruityな印象が強い。飲んだ後も、しばらくの間はこの甘い余韻が続く。奥の方で、ふぁーっと残っているのが伝わってくる。湯の上にパラパラと茶葉を散らすと、色が鮮やかになっていくの春のかほり 〜新茶の季節 Vol.1〜_b0032921_5453188.jpgは、見ていて楽しくなる。蓋碗の淵には、碧螺春の産毛が付く。藤井さんもおっしゃっていたけど、今年の碧螺春は、葉の開きが遅いようで、ウチに帰ってから自分で淹れた時もヤッパリ、なかなか茶葉が開かなかった。2煎目は少し冷ました湯で長めに抽出してみても、あまり開かなかった。5〜6煎目の今でも、あまり開いている茶葉は見当たらない。そのせいなのかも知れないが、例年よりも煎が利く感じがする。そして段々と飲んでいくと碧螺春ではなくて、君山銀針を飲んでいるような感覚になってきて。fruityさが少しずつ、ダシっぽくなってきたような気がしてきたからだ。茶漉しには、他の茶葉よりも明らかに多い産毛の残像が...。

春のかほり 〜新茶の季節 Vol.1〜_b0032921_554290.jpg 黄色がかった水色は、碧螺春っぽさを物語っている。龍井ならもう少し、緑が出てくるし。この碧螺春は茶葉を多めにして、高めのお湯で淹れても、あまり強い渋味が出てこない事に気付いた。ヤッパリ後口の余韻が、いつまでも甘いのだ。中国茶を飲み始めた頃に飲んだ碧螺春は、多めに茶葉を使って高めのお湯で淹れてみると、結構渋さが出てくるモノが多かった。この碧螺春は、今までアタシが飲んで来た中で、1番甘さが感じられる碧螺春だと思う。fruity→ダシにみりんを加えたような甘味→そしてまたヤンワリとしたfruityさの順番にやって来る。今年の碧螺春は、ドコもこんな感じなんだろうか。他の碧螺春も、飲み比べてみよう。他にも幾つか緑茶を連れて帰ってきたので、追々試す予定。(←あくまで追々である。)

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Top▲ | by hanacha3 | 2006-04-09 06:09 | 「お茶」と
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