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2006年 08月 08日
How terrible the earth is!
How terrible the earth is!_b0032921_218458.jpg 夕べたまたま、NHKスペシャルのプラネットアースを見た。さすがNHKとも言えるような迫力ある映像美に、つい引き込まれてしまった。第1回の再放送で、地球上にある南極や北極から熱帯に至るまでを紹介していた。夏になると特に、地球温暖化という言葉を耳にする機会が増えるような気がするのだが、その原因を作った人間よりも、より過酷な環境の中で生きている動物なんかを見ていると、自分たちが忘れている生命力や逞しさみたいなのが伝わってくる。水を求めて彷徨うアフリカゾウやシマウマの群れや、生きる為にインパラをチーム力で襲うリカオンなど、まさにココには、生きるという根源が詰まっているんだなと思う。

How terrible the earth is!_b0032921_2294165.jpg 宇宙から地球を見ると、まだまだ青く澄む、美しい惑星に感じる。だけど実際には、少しずつおかしな方向へと向かって進んでいる。この進行は、もはや人間には止められないのかも知れない。幾度となく、様々な変化をしてきたこの星だけに、もしかしたら今の変化もまた、その一角に過ぎないだろうと思ったりもする。数多くの生物が滅びては生まれ、進化をし、今に至る事にも繋がる。かつて、恐竜が姿を消したのと同じように、今度は人間も同じ道を辿るだけの事なのだろうか?

How terrible the earth is!_b0032921_2382699.jpg 異常気象というのが、当たり前のように使われ始めて、台風の上陸が年々増えたり、雨が例年以上に降ってみたり、地震が多かったり、環境の改善みたいなのが叫ばれたりしてるのに、その実態や結果みたいなものは、少しも実を結んではいないと思うのが、切ないし悲しい。現に今も、台風が日本の周りに3コも発生してるし、もはや日本は温帯ではなく亜熱帯に近い。つい先日の新聞に、「東京は100年前の鹿児島になっている」と書かれていた。それだけやはり、気候の変化は否めなくなってきているのだ。

How terrible the earth is!_b0032921_2462663.jpg 砂漠化も毎日、数センチずつ広がりを見せていると言う。南極の氷も日に日に溶けていき、海面はどんどん上昇し続けている。それこそ、日本沈没だって有り得ない事ではなくなってきている。森林は伐採され、人間の都合のいいように減らされている。海面の下でも、気候の変化や濫獲などによって食物連鎖のバランスが失われ、極端にある種は増え、ある種は減り絶滅していく。悪い方向へと、ベクトルは指し示している。捕まえてはいけないという天然記念物を捕まえて、一攫千金を狙う人間がいたり、夏の自然美に溶け込む蛍を手荒に扱ったり、その環境さえも脅かす人間がいたり、そんなニュースばかりが増えてるのが現実。そういう事の一端に、自分も加担しているには変わりない。もうすぐ人間が、地球に滅ぼされるターゲットの筆頭であるに違いない。

 そんな事を最近、目にしたり耳にしたりするようになったせいか、日曜日に子供の頃を思い出してまずはと、動物図鑑を探したのは言うまでもない。

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